特集

スウェーデン
キールナ
良質な鉄鉱石が採掘されているキールナは、1900年台初頭からスウェーデンの町として発展してきました。また、スウェーデン人が移住してくる遥か前から先住民族サーミ人がトナカイの放牧をしながら生活をしており、今でもスウェーデンの中のサーミ文化を感じられます。 夏は白夜、冬は極夜とオーロラを体験できるだけでなく、色とりどりで可愛らしい木造住宅の町並みやサーミ伝統工芸品など、スウェーデン文化とサーミ文化が融合されたキールナならではの体験をお楽しみください。

観光スポット
キールナ市内には2001年に「最も美しいスウェーデン公共建築物」に選ばれたキールナ教会があります。特別な行事以外は毎日一般公開されていますので、頑健な造りを感じられる内部もぜひご覧ください。 高品質な鉄鉱石が採掘されているキールナ鉱山は、現在は地下1000m以下を掘り進んでいます。キールナ鉱山の歴史や現在の採掘方法などに興味がある方は、ガイドツアーがお勧めです。 市内から車で30分程には世界的に有名な氷と雪で作られたアイスホテルがあり、毎年デザインが変わる青く輝くホテルは一見の価値ありです。列車で1時間程にはアビスコ国立公園がありハイキングも楽しめます。
ショッピング
市内には北欧デザインの雑貨を販売しているお店もありますが、一押しはキールナならではのデザインやサーミ人伝統工芸品を取り扱っているお店です。 「ateljenord」はキルナ出身のアーティスト達が共同で経営しているお店で、ラップランド地域の素材やモチーフをテーマに製品を展開しており、モダンと伝統が上手くミックスされたデザイン製品はこのお店ならではです。「Carl Wennberg」はキールナでサーミ人経営のお店で、店内にはサーミ伝統工芸品が並びます。お勧めはキールナで年齢性別問わず大人気のブレスレットです。トナカイの皮をなめし着色した後に錫や銀で細工をしたブレスレットは多種多様なデザインがあり、きっとお気に入りのブレスレットを見つけられることでしょう。