特集
ノルウェー
1048年、ヴァイキング王ハーラルによって築かれたオスロは、オスロ・フィヨルドと山に囲まれた緑豊かな都市。現在はノルウェーの首都であり、文化の中心地になっています。市内には、ヴァイキング時代を今に伝えるヴァイキング船博物館やノルウェー民俗博物館、絵画や彫刻が楽しめる美術館が点在。郊外にあるヴィーゲラン公園(フログネル公園)では、200点を超える彫刻を眺めながらゆったりとしたひと時が過ごせます。
ショッピングをするならカール・ヨハンス・ガーテ通りエリアへ。オシャレな雑貨店やアンティークショップが軒を連ね、賑わいを見せています。買い物に疲れたら、ぜひカフェで休憩を。ノルウェーは知る人ぞ知るコーヒー先進国。お気に入りの一杯を探しにカフェをめぐるのも楽しみのひとつです。
Grünerløkka
グリュ―ネルロッカ地区
オスロの北東に位置するグリュ―ネルロッカ地区は、ファッションや雑貨、ジュエリー、アート、ヴィンテージ、アンティークなどオシャレなショップの多いエリアとして、今話題の流行発信地。アーティストの集まる街として注目を集めています。2012年10月にはノルウェー最大級の屋内食市場マート・ハーレン(Mathallen Oslo)が誕生。チーズ、肉、魚などの食料品専門店のほか、カフェやデリなどのイートインコーナーが集合し、ノルウェーグルメが手軽に楽しめます。
エドヴァルド・ムンク
Edvard Munch
(1863-1944)
ノルウェー出身の画家で『叫び』の作者として有名なエドヴァルド・ムンク。ノルウェーでは国民的な画家です。2013年に生誕150周年を迎え、現行の1000ノルウェー・クローネの紙幣にも彼の肖像が描かれています。オスロ市内にもムンクゆかりのスポットや作品を堪能できる美術館などが点在しています。2021年10月にひとりのアーティストに捧げられた美術館としては世界最大級となる「ムンク美術館」が開館します。